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2020-08-26 | Blog, 小さな奇跡

小さな奇跡 #11 氣づく・・・詩を書くということ

photo: Ayusara

photo: Ayusara

氣づく – 詩を書くということ

ゆれる花を見て美しいと感じるとき
そこに
風の姿を見つめ
太陽の光を感じ
雨の恵みをたどり
根を養う大地の慈愛を思う

ああ、このうたかたの豊かさを
なんと言葉にしたらいいだろう

詩を書くということは
見えている世界と見えない世界を
蜜蜂のように行ったり来たりしながら
宇宙の秘めごとを暴いていくことかもしれない

大量の花から
わずかに抽出される精油のように
詩はわたしたちを目覚めさせるものだから
詩は風のようなものと言える

太陽の光があまねく
生きとし生けるものを照らすように
詩はわたしたちを温めるものだから
詩は火のようなものと言える

天と地を循環する雨が
生きものたちをみずみずしく満たすように
詩はわたしたちを潤すものだから
詩は水のようなものと言える

新しいいのちを育む大地が
生と死のすべてを滋養に変えるように
詩はわたしたちを養うものだから
詩は土のようなものと言える

なるほど

詩には四大元素が宿っているのだな

そして

詩を書くということは
森羅万象に宿る四大元素を
言葉で紡いでゆく音楽とも言える

そういうことか

なぜわたしが
詩を書くことで憩うのか
ようやく氣づけた

言葉:Ayusara

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今日のアネラ #2

こんにちは。Ayusaraです。

人形作家の辻村寿三郎さんが以前
テレビ番組でお話されていたことです。

新しい下駄を下ろすときに、お母様が
下駄の裏に墨でうさぎの絵を描いてくれたそうです。
転んで怪我をしないように。

辻村さんは酉年のお生まれで
向かい干支は兎。
向かい干支というのは
酉から数えて7つ目の干支。
十二支を円に並べたときの対面の干支のことで
守り干支とも言います。
守り干支は各人に生来欠けている部分を
補ってくれる存在だと教えられたそうです。

辻村さんがとてもつらい状況だったとき
ふと守り干支のことを思い出して
うさぎの人形を作られたそうです。
その作品を発表すると大変人気となり
今なおたくさんの人に愛されているそうです。

辻村さんのつらいときを助けてくれて
幸運をもたらしてくれた守り干支。

このお話を聞いたとき
私も守り干支で何か作りたいなと思いました。
私は寅年生まれです。
そして守り干支は申。
そうだ、私はサルの絵を描こう。
守り干支だから、天使のサルにしよう♪
と、思いついて
ことあるごとに天使のサルを描いてきました。

ここでは「今日のアネラ」と題して
一度だけ登場したことがあります。
その時のブログ記事を見てみたら
やっぱり暑い日でしたね(笑)

ちなみに、アネラとはハワイ語で天使のことです。
久しぶりにアネラを描いてみたら
最高に楽しかったです。

そして、描き終わったら
大泣きしている私がいました。
顔を真っ赤にして
むせるように
全身全霊で泣く赤ん坊のように。

自分でもびっくりしましたが
それは歓びの涙でした。

 

「世界が一瞬にして変わって
足元が崩れ落ちて
素っ転んでしまったら
そのまんま
大の字になって空を眺めるといいよ。

不安や怒りや怖れが渦を巻く
マインドの洗濯機をとめて。

同じ場所で同じ景色を見ながら
自分以外の情報に一喜一憂する
マインドのメリーゴーランドをとめて。

ひとりになって
裸足になって
太陽の光を浴びて
深呼吸をしてごらん。

世界があなたを祝福しているのがわかるよ。
いまここに生きていることが奇跡だとわかるよ。

だから
もやもや、ぐずぐずしていないで
やりたいことは片っ端から

YOU、やっちゃいなよ!」

 

そう、アネラが教えてくれました。

目に見えるものだけを追いかけないで。
目に見えない、自分だけの信を頼りにして。

力をぬいて、流れにのって
ミラクルを生きていく時代を祝福しましょう!

 

*・*・*

「とまったら、とまった♪」

スライド1

 

スライド2

 

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絵:Ayusara

 

宇宙にオーダーしたら願いが叶った♪

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photo: Ayusara

 

私の詩集「居心地のいい部屋」のなかに
「メロディー」という作品があります。
この詩ははじめから歌にしようと思って書きました。
詩集に収録してあるのは、歌にしたときの
1番のAメロ、Bメロです。

詩を書きながら
曲をつけるとしたらこんな感じ。
歌ってもらうなら、透明感のある声を持っているひと。
白湯のようにさらっと聴けて、それでいて
また聴きたくなるような、そんな感じがいいな・・・

とまあ、「こんな感じ」を宇宙に送り出していたら
まだ見ぬ歌姫は案外近くにいてくれました。

ビジネス案件でもなく
何かの企画や目的があるわけでもなく
「暮らしの中で、口ずさむ歌があったら素敵だな。しかも手作りの」
ただこれだけのために歌をつくりたい・・・

今日はそんなわがままな私の願いを叶えてくれた人をご紹介します。

河越愛子さんです。

ご主人と「SUNNY WATER」というバンドで活動をしていらっしゃいます。
彼らのアルバム「Destination」に収録されている曲はどれも素晴らしいです。
愛子ちゃんの透明感のある声は私が求めていたとおりの
白湯のように優しくて、人の心にすうっと届いて温めてくれます。

ご主人のシゲさんは素晴らしいギタリストで作曲家。
夫とは四半世紀以上のお付き合いで
夫婦共々いろいろとお世話になっています。

愛子ちゃんにはマリナちゃんとゼンタ君という
とっても可愛いお子さんがいます。
子育てもお仕事も忙しい最中に作曲してくれました。
本当に感謝の氣持ちでいっぱいです☆

愛子ちゃんが仮歌を動画で送ってきてくれたときは
ピアノで弾き語りの愛子ちゃんの首に
まだ小さなマリナちゃんが抱きついて
歌う愛子ちゃんが「ゲッ」ってなってたのを思い出します。

あれは2012年頃だったかなあ。
あの頃の私は歌にしたい詩をたくさん書いていました。

その後、愛子ちゃんはゼンタ君を授かって
つわりがしんどい時は私のロミロミを受けに来てくれました。
ロミロミしながら「ああ、男の子だなあ」って感じたことを覚えています。
だからゼンタ君が生まれて初めて抱っこさせてもらったときは
はじめましての感じがしませんでした。

出産後、愛子ちゃんが「メロディー」をライブで歌ってくれたときの感動は
とてもとても言葉には表現できませんでした。
客席で号泣するのを必死で抑えていました。
だって、純粋な氣持ちで宇宙にオーダーして
そして行動したことが叶うということを目の前で目撃したのだから。

それからまた時を経た2015年。
とても素晴らしいスタジオの主宰者の方とご縁が出来て
そのスタジオで「メロディー」を録音したよ、と
愛子ちゃんから連絡がありました。

その名はレイオーディオ。
主宰されている木下さんの
「芸術オーディオ」というお考えも素晴らしくて
深く心に響きましたのでご紹介しますね。

「レイオーディオは芸術オーディオへの道を歩んでいます。
音楽は魂の領域を表現する奥深い芸術です。
オーディオによって再現された音楽も
魂が感じられる「本物」でなくてはなりません。
生きている、存在している、”Living Being” は
音楽の魂のことであり、その理想にせまるのが
「芸術オーディオ」です。

音楽の魅力は無限ともいえる精神世界の広がりにあるのではないでしょうか。
だからこそオーディオの基準は自分ではなく、自然であるべきです。
自然に身をゆだねることが無限をともにする唯一の方法だと信じます。

レイオーディオは深く呼吸をしています。
数々の名演奏が応えてきます。深い感動があります。

ここに実験の時代を超えた新しい芸術の誕生を確信することが出来ます。
20世紀の最後に出現し、21世紀に定着する偉大な芸術、
それが芸術オーディオです」

(レイオーディオさんのサイトより抜粋)
http://www.reyaudio.com/index.html

もう、素晴らしいですよね!

こういうコンセプトで音作りをしていらっしゃるスタジオで
「メロディー」を録音していただけたことに
本当に感謝の氣持ちでいっぱいです。
ミラクルだなあ・・・☆

こうしたご縁のミラクルが繋がって
愛子ちゃんからレイオーディオさんで録音した音源が届いた時は
またまた感動して、毎日毎日何度も繰り返し聴いていました。

それからまた時が流れ、2020年の年明けに
しばらくご無沙汰していた愛子ちゃんからメールが届きました。

レイオーディオスタジオで愛子ちゃんが歌う「メロディー」の動画でした。

「動画?」
「えっ?動画があったの?」
「すでに?2015年の段階で?」

・・・というわけで。
今年いちばんにぶったまげた最高に嬉しいサプライズをお届けします。
リラックスして恋する氣持ちを思い出してください。

ライオンズゲートが開いた日に☆

作詞:Ayusara
作曲:河越愛子

「メロディー」

2019-05-01 | Blog, 小さな奇跡

小さな奇跡 #10 思い出す

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思い出す

狂おしいほどの純愛に震えていた
遥か彼方の地球に
見つけてしまった運命のヒト

しあわせにしたいと切望した
そのヒトの世界360度 全て
エクスタシーで満たしてあげたいと願った

そうだった

そして虹の光の矢となって
その美しくしなやかな心臓をめがけて
飛び込んできたのだった

わたしが地球にこぼれ落ちた日
宇宙は歓喜に満ちあふれた

わたしが笑うと 宇宙は喜び
わたしが泣くと 宇宙も悲しんだ

そうだった

わたしはずっと愛されていた
こんなにも惜しみなく
世界を手渡されていたのだ

愛しきひとよ

誰よりも
わたしをそう呼ぼう

わたしは
わたしを愛するために生まれたのだから

言葉:Ayusara

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2018-11-24 | Blog, お知らせ, つれづれ

ブログ開設3周年を迎えて

こんにちは!Ayusaraです。

詩集「居心地のいい部屋」を出版したのは2010年の11月22日。
このブログを立ち上げたのも2015年の11月22日。

詩集を自費出版してから8年。
セラピストとして活動を始めてから5年。
このブログを立ち上げてから3年が経ちました。

いまこの世の中で
本当に安らげる場所を持っている人は
いったいどのくらいいるのだろう・・・

詩集もサロンもこのブログも、誰かの
「ほっとできる場所」
「癒される場所」になれたらいいな・・・
そんな思いから生まれました。

ココロもロミロミするココロミブログ。
ここでは、スケッチブックに絵を描くように
自由に言葉を紡いでいきたいな。
私が私でいられる場所にしたいな。

そして、このブログを読んでくれた方が少しでも
なんだかちょっと元気になったり
安らいでくれたら嬉しいな、と思っていました。

蛍みたいに
こっちの水は甘いよ、と
小さな光を灯してみたくなったのかな。

誰かのチカラになれば。
誰かの安らぎになれば。

ところが。

その思いが強くなればなるほど
「安らぎ」からは遠くなっていきました。

「もっと」という願いが
少しずつ私を蝕んでいきました。

ブログを書くことが楽しみだったのに
気がつけば「書かなきゃ」に変わり・・・

そしてだんだんと
「さらなる幸せのはじまりを応援するAyusara」
というフレーズを書くことに
戸惑いを覚えるようになりました。

 

「本当は自分はどうしたいのかな?」

 

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そう問い続けていたある日
気づいたことがありました。

セッションにいらしたお客様の心が晴れて
虹を持って帰られるお姿を見ると
「ああ、お役にたててよかったな」と
嬉しく思う私がいました。

その一方で
言葉を編みあげて一息ついたときの私は
こんなふうに感じていたのです。

「ああ、生きていてよかったな」と。

そう心から安堵している自分を発見したとき
私は、何かを生み出していくことに
真の喜びを感じるひとなんだな、ということを
やっと自覚することができたのです。

 

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詩人。

言葉を紡いでいくことが喜びであり
私が私でいられる居心地のいいあり方
呼吸の仕方なのだな、と改めて気づきました。

家族を助けたいという思いから
ロミロミやタロットなどのカートリーディングや
様々なモダリティと出会い
私の中の未開の扉がどんどん開いて
人間というものをよりホリスティックにとらえ
スピリチュアリティに目覚めていったことは
本当に幸せなことでした。
これからもその探究は続いていくと思います。

でも。

私が私らしくいられるエナジーは
アートの世界に身を置いている時に生まれ
その生み出すエナジーに満ちている時
私は世界とひとつになり
何より幸せでいられることが分かりました。

だから、これからは
私が心の底から「生きていてよかったな」と思える
アーティストとしてのエナジー
クリエイティブなエナジーを
もっともっと膨らませていきたいと思います。

言葉の紡ぎ人として。
あるいは、まだ私さえ知らない
アーティスティックな領域で思いきり遊ぶ。

それが結果的に誰かの心に響き
癒しと再生への助けになれたとしたら
それは本当に、とても光栄なことだと思います。

これが、今年一年ずっと
自分のハートに問いかけて出てきた答えです☆

 

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セラピストとしての活動内容については
今後はもっとシンプルにしていこうと思っています。
サイトのリニューアルも順に進めていきますが
ノロノロ運転で追いつかないかもしれません。
ロミロミ、カードリーディング、アクセス・バーズ等
セッションのお申し込みをご検討されている方は
どうぞお気軽にお問い合わせくださいますよう
よろしくお願いいたします。

 

ココロもロミロミするAyusaraのココロミブログを
いつも楽しみに読んで下さっている皆さま。
本当にありがとうございます。

温めている記事がまだまだたくさんあります。
のんびりなアップですが
どうか楽しみに待っていてくださいね!

今後ともどうぞよろしくお願いいたします(^__^)♪

このブログを読んでくださっているあなた。
今は亡き二人の母。
巴里会。
そして夫へ。

感謝の気持ちに代えて、この曲を贈ります☆

さらなる幸せのはじまりへ・・・!

2018-11-23 | Blog, 小さな奇跡

小さな奇跡 #9 遊ぶ

遊ぶ

 

遊び道具って
どこにでもあるんだね

もしも見渡す限り
世界があなたの遊び場だったとしたら?

いや、あなた自身が
最高の遊び場だとしたら?

「よし、遊ぶぞ」って決めた瞬間
現れる遊び道具

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言葉と写真:Ayusara

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2018-11-08 | Blog, 小さな奇跡

小さな奇跡 #8 呼ぶ

呼ぶ

時間のない世界へと
行きつ戻りつしながら
時折あなたは迷子になって
私を困らせることが増えた

駄々っ子みたいなあなたのなかに
幼い頃の私を見た気がした

びいどろ細工のようなその瞳には
いま、どんな景色が映っているの?

おかあさん

いつか私の唇が
そのやわらかなまあるい音を
奏でられなくなる日が訪れたとしても

たとえあなたの唇が
「どなたさまですか?」と
私に言い放たれる日が来たとしても

おかあさん

私は呼び続けるよ
あなたのなかで ずっと 呼び続けからね

おかあさん

私、いまやっと気づいたわ

「おかあさん」は
この世でいちばん短い子守唄なのね

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言葉:Ayusara

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2018年11月のおまじない

皆さま、こんにちは!
Ayusaraです。

今日は11月1日。1が三つも続くゾロ目の日。
ドリーン・バーチュー、リネット・ブラウン共著の
「エンジェル・ナンバー」のなかでは
「111」はこんなふうに解釈されています。

「エネルギーの通り道が開きました。
あなたの思考が素早く現実となります。
思考を賢く選びましょう。
怖れには一切エネルギーを費やさないように」

今日、夫を車で送って帰ってきて
キーを抜こうとした時にふと時計を見たら
「11:11」でした(笑)

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先週末に軽井沢に行ってきました。
陽気も穏やかで紅葉真っ盛りでした☆

さて、11月のおまじないをば。
森帰りだから今月は「マジカルフェアリーフェアリー
オラクルカードから引いてみました。

『Children」子ども。

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軽井沢で紅葉を満喫しながら美味しいものを食べて
仲間と大いに笑いリフレッシュしてきた私は
まさにこのカードの女の子みたいです。

深呼吸して、笑顔になって。
羽をいっぱいに拡げて
新しい私と出会う旅に飛び立とう!
このカードを見ているとそんなふうに感じます。

今月の天使からのサインは
「子ども」に関連しているようですね。

次のリストのうち
あなたが気になるものはありますか?

*あなたの中の小さな子どもが遊びたがっています。
*あなたのインナーチャイルドと
話をする時間をつくりましょう。
*妊娠のエナジーに囲まれています。
*クリエイティブなエナジーに溢れています。
*子どもに関することに目を向けてみましょう。
*天の子どもがあなたにメッセージを送っています。
*子どものような素直な気持ちでトライしてみましょう。
*子どもたちと繋がる時間を持ってみて。
*あなたの信念は純粋なものですか?
*あなたの人生の目的は子どもに関連しています。

いかがでしたか?
あなたはこのカードを見て
どんなふうに感じましたか?

私はもう40年以上前に亡くなった
母に思いを馳せながら子どもにかえってみました。
優しいエネルギーに包まれて
これまでの何もかもに感謝したくなりました。

そうしたら、一遍の詩が生まれました。
やった!♪
おかあさん、ありがとう(^_^)

その詩はまた「小さな奇跡』でご紹介しますね!

それでは皆さま、素敵な11月を☆

2018-10-25 | Blog, 小さな奇跡

小さな奇跡 #7 慕ぶ

『慕ぶ』

心のなかに
縁側を持っている人だった

いつでも すっと
その陽だまりの一角を差し出してくれて

まるで 音楽でも聴いているかのように
ただ静かに耳を傾けてくれた

ときおり 風に揺れる雪柳のように
ふわりと相槌を打ちながら

生乾きの洗濯物みたいな私だったのに
帰る頃にはふっくらと乾いて

どこへでも飛んでいける気がしていたよ

今でもふと 会いたくなってしまうのは
きまって よく晴れた日の昼下がり

お日さまの光でせつなくさせるなんて
君はちょっと意地悪だな

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言葉:Ayusara

巴里会に捧ぐ@満月
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