宇宙にオーダーしたら願いが叶った♪
photo: Ayusara
私の詩集「居心地のいい部屋」のなかに
「メロディー」という作品があります。
この詩ははじめから歌にしようと思って書きました。
詩集に収録してあるのは、歌にしたときの
1番のAメロ、Bメロです。
詩を書きながら
曲をつけるとしたらこんな感じ。
歌ってもらうなら、透明感のある声を持っているひと。
白湯のようにさらっと聴けて、それでいて
また聴きたくなるような、そんな感じがいいな・・・
とまあ、「こんな感じ」を宇宙に送り出していたら
まだ見ぬ歌姫は案外近くにいてくれました。
ビジネス案件でもなく
何かの企画や目的があるわけでもなく
「暮らしの中で、口ずさむ歌があったら素敵だな。しかも手作りの」
ただこれだけのために歌をつくりたい・・・
今日はそんなわがままな私の願いを叶えてくれた人をご紹介します。
河越愛子さんです。
ご主人と「SUNNY WATER」というバンドで活動をしていらっしゃいます。
彼らのアルバム「Destination」に収録されている曲はどれも素晴らしいです。
愛子ちゃんの透明感のある声は私が求めていたとおりの
白湯のように優しくて、人の心にすうっと届いて温めてくれます。
ご主人のシゲさんは素晴らしいギタリストで作曲家。
夫とは四半世紀以上のお付き合いで
夫婦共々いろいろとお世話になっています。
愛子ちゃんにはマリナちゃんとゼンタ君という
とっても可愛いお子さんがいます。
子育てもお仕事も忙しい最中に作曲してくれました。
本当に感謝の氣持ちでいっぱいです☆
愛子ちゃんが仮歌を動画で送ってきてくれたときは
ピアノで弾き語りの愛子ちゃんの首に
まだ小さなマリナちゃんが抱きついて
歌う愛子ちゃんが「ゲッ」ってなってたのを思い出します。
あれは2012年頃だったかなあ。
あの頃の私は歌にしたい詩をたくさん書いていました。
その後、愛子ちゃんはゼンタ君を授かって
つわりがしんどい時は私のロミロミを受けに来てくれました。
ロミロミしながら「ああ、男の子だなあ」って感じたことを覚えています。
だからゼンタ君が生まれて初めて抱っこさせてもらったときは
はじめましての感じがしませんでした。
出産後、愛子ちゃんが「メロディー」をライブで歌ってくれたときの感動は
とてもとても言葉には表現できませんでした。
客席で号泣するのを必死で抑えていました。
だって、純粋な氣持ちで宇宙にオーダーして
そして行動したことが叶うということを目の前で目撃したのだから。
それからまた時を経た2015年。
とても素晴らしいスタジオの主宰者の方とご縁が出来て
そのスタジオで「メロディー」を録音したよ、と
愛子ちゃんから連絡がありました。
その名はレイオーディオ。
主宰されている木下さんの
「芸術オーディオ」というお考えも素晴らしくて
深く心に響きましたのでご紹介しますね。
「レイオーディオは芸術オーディオへの道を歩んでいます。
音楽は魂の領域を表現する奥深い芸術です。
オーディオによって再現された音楽も
魂が感じられる「本物」でなくてはなりません。
生きている、存在している、”Living Being” は
音楽の魂のことであり、その理想にせまるのが
「芸術オーディオ」です。
音楽の魅力は無限ともいえる精神世界の広がりにあるのではないでしょうか。
だからこそオーディオの基準は自分ではなく、自然であるべきです。
自然に身をゆだねることが無限をともにする唯一の方法だと信じます。
レイオーディオは深く呼吸をしています。
数々の名演奏が応えてきます。深い感動があります。
ここに実験の時代を超えた新しい芸術の誕生を確信することが出来ます。
20世紀の最後に出現し、21世紀に定着する偉大な芸術、
それが芸術オーディオです」
(レイオーディオさんのサイトより抜粋)
http://www.reyaudio.com/index.html
もう、素晴らしいですよね!
こういうコンセプトで音作りをしていらっしゃるスタジオで
「メロディー」を録音していただけたことに
本当に感謝の氣持ちでいっぱいです。
ミラクルだなあ・・・☆
こうしたご縁のミラクルが繋がって
愛子ちゃんからレイオーディオさんで録音した音源が届いた時は
またまた感動して、毎日毎日何度も繰り返し聴いていました。
それからまた時が流れ、2020年の年明けに
しばらくご無沙汰していた愛子ちゃんからメールが届きました。
レイオーディオスタジオで愛子ちゃんが歌う「メロディー」の動画でした。
「動画?」
「えっ?動画があったの?」
「すでに?2015年の段階で?」
・・・というわけで。
今年いちばんにぶったまげた最高に嬉しいサプライズをお届けします。
リラックスして恋する氣持ちを思い出してください。
ライオンズゲートが開いた日に☆
作詞:Ayusara
作曲:河越愛子