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2015-12-18

Pa Ola Hawaii #3

皆さん、こんにちは。
引き続きPa Ola Hawaiiのワークショップについてお届けします。

みんなでご飯をいただく時もクラスを始めるときも終えるときも、私たちは手を繋いでプレ(お祈り)をします。海に行って貝殻を持って帰るときも自然に敬意を表し心の中で一言ことわってから感謝して持ち帰ります。山に入るときももちろんお客様にロミロミをするときも。
「私」のものはどこにもなく、すべては「与えられたもの」だから。

たしかあれは2012年。「祈り〜サムシンググレートとの対話」という映画を観に行きました。祈りを含めた意識の力について、DNA研究の権威である筑波大学名誉教授の村上和雄氏が世界の科学者と共にその謎を解き明かしていくというストーリー。私たちの祈りの力は自分を整えるだけでなく地球の調和にも貢献するのだということを今一度認識させてくれた素晴らしい映画でしたが、ワークショップの間ふとこの映画のことを思い出していました。

私たちはプレをして心を整え柔らかくしてから、たくさんのロミロミの哲学を学びました。ハワイ語でChant(歌)を覚えたりフラを踊ったり。楽しくもあるのですが、慣れないハワイ語を覚えたり振りをつけたりするのは根氣のいることです。
そしてなかには歌いながら自分の奥底の感情や怖れを吐き出していくものもあり、それはとても勇氣のいることでした。
太陽に向かって咲く花のように、時に私たちも心をオープンにして光をあててあげることが必要なのですね。そうして学んでいく過程で様々に湧き上る思いを見つめます。
そしてその思いをみんなでシェアしていきました。

クラスを終える時に歌うのは「O ‘OE ‘IO」。
このワークショップよりも2年ほど前にとしみ先生のクラスでフラと一緒に教えていただいて大好きになった歌。事あるごとに口ずさんだり踊ったりして大切にしていた歌です。ここでまた出会うことになるとは嬉しいサプライズでした。いろんなことが繋がっていくのですね☆

151218_123304Pa Ola Hawaiiチームとロミロミを愛する仲間と手を繋ぎ祈るとき、言葉にできない安らぎと感謝の氣持ち。そして宇宙の無限の豊かさが降り注いでいる感覚を味わいます。ひとつでも多く手技を覚えられますようになどと思っていた私はシュワシュワ〜〜ンと消えてなくなりました。
みんなと分かち合うすべての瞬間がギフトそのものだったから。

つづく☆

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