Pa Ola Hawaii #6
こんにちは、Ayusaraです。
クリスマスはいかがお過ごしでしたか?
私はなぜか窓ふきに勤しんでしまいました。
なにか晴れやかな氣持ちになりたかったのでしょうか?(笑)
さて引き続きPa Ola Hawaii WSについてお届けします。
登山をする日は天候を見ながら「この日」と大方決めていましたが
あくまでも「自然からのサインがあり、山が許してくれたら」という
条件が揃ったら登ることになっていました。
「暗闇」「登山」「団体行動」「早起き」「深い海」私にとって苦手なものが
勢揃いの夜明けの登山。ワークショップでもなければまず発想すらしないこと。
私にとっては楽しみというよりも大きなチャレンジでした。でも本当にダメだったら
もののけの森、私の大好きな「森」で憩うことを選ぼうと思っていました。
素直な自分の心に従えばそれでいいのだから・・・
な〜んて言っちゃってますが、それを阻む自分の面倒くさい性質を忘れていました。
「負けず嫌い」(笑)
人に対してではなくて自分に対して負けず嫌いなのです。
弱っちぃくせに・・・いや、弱いからこそかな?
登山口でいつものようにみんなでプレをしていると
自然や大いなる存在のエネルギーを感じます。
それは見守られているようでもあり
見抜かれているようでもありました。
まだ眠りの中にある山。
そこに足を踏み入れようとする私たちの心根が問われます。
しばらくするとそれまで無風だった静かな場所に
す〜っと柔らかな風が横切りました。
それを山の許しと解釈した私たちはいよいよ太鼓岩の頂上を目指して歩き出しました。
それにしても真っ暗!どうにかなりませんかっ?(笑)ヘッドライトだけが頼りです。
足元はごつごつした岩や木の根でぐちゃぐちゃ。前日に雨が降ったのでとても滑りやすく本当に注意が必要でした。ビリーズ・ブートキャンプのほうがまだまし!「水の流れる音がする、滝?」「え?ナニ?今の鳴き声!」
真っ暗だから何も分かりません。途中のトイレ休憩も何がなんだか分かりません。せめて周りの景色を見ることができればこの苦しさや恐ろしさも和らぐのになあ・・・などと、ああでもないこうでもないと心の中はまあ騒がしいこと。あぶり出されるのですよね、自分の弱さやエゴが。屋久杉たちはきっと「うるさいヤツだな」と思ったでしょうね。何百年以上、なかには千年以上も生きている屋久杉に囲まれている私の「負けず嫌い」なんてたんぽぽの綿毛以下ですよね(笑)。はじめは弱氣だった私も夜明けと共に元氣になって、みんなと一緒になんとか太鼓岩を登りきりました。
眩しい朝日を浴びながら冷たく澄みきった空気を胸いっぱいに吸い込んだあの瞬間はやっぱり最高でした。それにこの時期に快晴とはめずらしいことだとロッジのオーナーがおっしゃっていました。太鼓岩の山頂を私たちだけの貸し切り♪みんなの笑顔も最高に輝いていました☆
下山はご機嫌さんでしたよ♪
だって明るいから(^__^)v だって、森!森!だから❤
それにヤクシカにも会えたしね♪
人間よりもはるかに先輩の屋久杉の皆々様や美しい苔たちの風景がそれはそれは美しく素晴らしかったです☆
朝の日差しの中で「え〜〜っ!ホントにこの道を登って来たの?」と思うほど険しい道を登ってきたんだなあと感心しちゃいました。みんなと一緒でなかったら達成できなかったことです。みんな、ありがとう!
えっ?まだつづくの・・・?